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VBA リボンの追加に挑戦

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業務上、本当によくExcelを使う。

業務フローが完全に整理されていて無駄のないシステムができあがっているのが理想だが、現実はなかなか厳しい。色々なところにちょっとしたマクロを組み込むことで効率が上がるので、今までチョコチョコと作ってきた。

マクロを作る上で一つだけ壁があった。それはリボン。Office 2000時代、ツールバーへのボタン追加ができないまま放置、気付いたらツールバーはリボンに変わっていた。

ツールバー・リボンにボタンが付けられれば、今、この瞬間に選択しているセルやセル範囲を加工できて便利だが、今までは全く別の方法でこれを実現してきた。

今回、自分だけでなく同僚も使うツールを作ることを思い立った関係で、リボンに機能追加させることが必要事項となったため、色々と調べてみた。

なお、マクロそのものの作り方については知っている前提で記載する



結論からすると、やることは4つ。古いやり方とかが混ざっているかもしれないが、動くからいいかなと。
  1. マクロ入りブックを作る。
  2. マクロ入りブックにリボンを追加し、リボンのボタンなどからマクロを起動できるようにする。
  3. マクロ入りブックをアドインにする。
  4. アドインをExcelに登録する。

マクロを普通に作り、マクロ動作条件やマクロの呼び出しをリボンに設定する感じ。特に難しいことはなかった。



1. マクロ入りブックを作る。

新規にブックを作成し、とりあえず、メッセージボックスにおなじみの「Hello World!」を表示するだけのマクロを作成する。
マクロ自体はシートでも、ブックでも、標準モジュールでも問題はなさそうだが、今回は標準モジュールに実装した。



今回は、「テスト.xlsm」という名前で保存した。
※なお、標準モジュール名は「AppLib」という名前に変更していることに注意。(5/10追記)



2.マクロ入りブックにリボンを追加し、リボンのボタンなどからマクロを起動できるようにする。

Excelブックの実態はZIPファイルになっているみたい。
拡張子をxlsmからzipに変えて展開すると、以下のファイルが展開される。
テスト.xlsm
├ [Content_Types].xml
├ _rels\
│ └ .rels (1) 変更:ここに(2)へのリレーション情報を追記
├ customUI\
│ └ customUI14.xml (2) 追加:リボンのカスタマイズ内容を記載
├ docProps\
│ ├ app.xml
│ └ core.xml
└ xl\
├ sharedStrings.xml
├ styles.xml
├ vbaProject.bin
├ workbook.xml
├ _rels\
│ └ workbook.xml.rels
├ theme\
│ └ theme1.xml
└ worksheets\
├ sheet1.xml
├ sheet2.xml
└ sheet3.xml
なるほどなぁ、という感じ。

テキストファイルで .rels や customUI14.xml を書いてzipファイルに格納すれば、それでリボンは追加できる。が、拡張子をxlsmからzipに変えて展開し、編集してまたzip圧縮し、拡張子をxlsmに戻す・・・というのをデバッグするときに何度も行うのは面倒なので、ツールを使用する。

会社で使うことを考えて、ライセンス的にまず問題なさそうなマイクロソフト製品 Custom UI Editor For Microsoft Office を使わせていただいた(このツール、日本語が使えない問題あり)。

このツールでマクロ入りブックを開き、今回はターゲットが Excel 2010 なので、Office 2010 Custom Part を追加、そこに xml 形式でリボンの中身を定義する。


リボンの中身としてはとりあえずこれを。
customUI\customUI14.xml

<customUI xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/2006/01/customui">
<ribbon>
<tabs>
<tab id="CustomTab" label="HelloWorldTab">
<group id="TestGroup" label="Test Group">
<button id="TestButton1" label="Hello!!"
size="large" imageMso="MeetingsToolAppointmentRecurrence"
screentip="Hello!"
onAction="AppLib.HelloWorld" />
</group>
</tab>
</tabs>
</ribbon>
</customUI>


追加したら、ファイルを保存する。

結果として、(1)ファイルはこうなった。
_rels\.rels

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<Relationships xmlns="http://schemas.openxmlformats.org/package/2006/relationships"><Relationship Id="rId3" Type="http://schemas.openxmlformats.org/officeDocument/2006/relationships/extended-properties" Target="docProps/app.xml"/><Relationship Id="rId2" Type="http://schemas.openxmlformats.org/package/2006/relationships/metadata/core-properties" Target="docProps/core.xml"/><Relationship Id="rId1" Type="http://schemas.openxmlformats.org/officeDocument/2006/relationships/officeDocument" Target="xl/workbook.xml"/><Relationship Id="Rcffae9ff90eb427a" Type="http://schemas.microsoft.com/office/2007/relationships/ui/extensibility" Target="customUI/customUI14.xml"/></Relationships>



Excelでこのマクロ入りブックを開くとリボンが表示され、ボタンを押せば Hello World! メッセージが表示される。





3. マクロ入りブックをアドインにする。

動作が確認できたら、マクロ入りブックをアドインにする。

保存ボタンを押すと
この拡張子は、選択したファイル形式には使用できません。[ファイル名]ボックスでファイル拡張子を変更するか、[ファイルの種類]ボックスで別のファイル形式を選択してください。
というメッセージが表示される。OKボタンを押すと、アドインとして保存ができる。


この時のアドインの保存先は、
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns
となる(もちろん、Usersディレクトリを移動している場合にはこの限りではない)。



4.アドインをExcelに登録する。

ファイルを保存するだけだとアドインとして動作しない。
Excelを起動してアドインを登録する。

ファイル→オプション

アドイン→Excelアドイン選択→設定

今回はテストというブック名でファイル保存したので、テストというアドイン名になっている。これを選択してOKする。


以上でアドインとして登録ができ、Excelを起動するとリボンが表示されるようになった。



アドインを削除するときには、
  • Excelを起動してアドインを解除
  • C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns にあるファイルを削除

でOK。



今回は様々なサイトを参考にさせていただいた。
心より感謝致します。

■マイクロソフト
2007 Office Fluent リボンをカスタマイズする (開発者向け) (パート 1/3)
2007 Office Fluent リボンをカスタマイズする (開発者向け) (パート 2/3)
2007 Office Fluent リボンをカスタマイズする (開発者向け) (パート 3/3)
※パート 1/3 で概要を理解、パート 2/3 で使用できるコントロール情報が分かる。

Office 2010 のコンテキスト メニューのカスタマイズ
※今回は触っていないが、コンテキストメニューもカスタマイズできるらしい。

Office 2010 Add-In: Icons Gallery
※リボンで使えるOfficeのアイコンが見られるツール。


■その他

Open XML Developper Custom UI Editor Tool
※今回使用したツールをダウンロードした。

初心者備忘録 Office関連
※やってみて分かってから見ると、情報量が多く超有用。オススメ。

Excelでお仕事!「配布の問題」
※アドインを作っていつも最後の壁になっていた「Excelを起動するたびにアドインブックが表示されてしまう問題」をあっさり解決してくれた。ブックのプロパティが鍵だった。


Ubuntu14.04 VNCで日本語入力できてなかった

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端末にモニターをつなげたり、Xmingでつないだ時には日本語入力できるのだが、VNCで接続すると日本語入力ができない。どういうわけなのか・・・。

新規にファイルサーバーが必要になり、Ubuntu 14.04 LTSをセットアップした時、やはり同じような問題に当たる。

設定が必要なのにしてなかったんだなー、きっと。




そもそも、Ubuntu 14.04 LTSをセットアップした時には、ログイン画面の日本語が表示されなくて困ってしまった。これは、フォントがセットアップされていなかったから。

$ sudo apt-get install lxde fonts-ipafont-mincho
$ sudo reboot


例えばこれだと明朝体がセットアップされるので、日本語が表示されるようになる。
後は、日本語入力を何とかする。




結論からすると、vncserverを起動する際、iBusをデーモンとして起動するように設定をすればよかった。

vncserverの設定については過去記事で書いているが、紆余曲折して以下のような設定に変わっていた。

#!/bin/sh

# Uncomment the following two lines for normal desktop:
unset SESSION_MANAGER
#exec /etc/X11/xinit/xinitrc
#gnome-session --session=gnome-classic &
#gnome-session --session=ubuntu-2d &

[ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup
[ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
xsetroot -solid grey
#vncconfig -iconic &
#x-terminal-emulator -geometry 80×24+10+10 -ls -title “$VNCDESKTOP Desktop” &
#x-window-manager &

/usr/bin/lxsession -s LXDE &
vncconfig -nowin &


これを以下の通りに変更。

#!/bin/sh

# Uncomment the following two lines for normal desktop:
unset SESSION_MANAGER
#exec /etc/X11/xinit/xinitrc
#gnome-session --session=gnome-classic &
#gnome-session --session=ubuntu-2d &

#日本語入力メソッド iBus
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS="@im=ibus"
export QT_IM_MODULE=ibus
ibus-daemon -d -x

#日本語入力メソッド fcitx ・・・でも設定しても動かなかった。
#export GTK_IM_MODULE=fcitx
#export QT_IM_MODULE=fcitx
#export XMODIFIERS=@im=fcitx
#fcitx &

[ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup
[ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
xsetroot -solid grey
#vncconfig -iconic &
#x-terminal-emulator -geometry 80×24+10+10 -ls -title “$VNCDESKTOP Desktop” &
#x-window-manager &

/usr/bin/lxsession -s LXDE &
vncconfig -nowin &


これで、タスクバー(?)にアイコンが表示されるようになり、ここから日本語入力が起動できるようになった。相変わらず[半角/全角]キーでは起動できないけれど、まぁ、いいや。




今回、ちょっとだけわかりかけたこと。

日本語入力システムが1つ入ればOKということでもないみたいで、日本語入力システムを管理するシステムが必要っぽい。

選択肢は他にもあるかもしれないが、
  • iBus
  • fcitx

あたりが有力っぽい。





試したこと。

iBusが原因で動かないのかと勘違いしたため、fcitxを導入した。

$sudo apt-get install fcitx-mozc


色々と頑張ってみたけど、vncで接続した際、fcitxではmozc等の入力システムを認識できない。他のものも試してみたけどダメだった。iBusがボロクソに書かれているページを見かけたが、fcitxも発展途上なのかなと思った。




日本語入力ができるシステムを色々と調べてみた。

他にもあるのかもしれないが、フリーで使えるものというと
  • Mozc: Googleが開発して公開したオープンソース版Google日本語入力。
  • Anthy: Project Hekeにて開発開始→IPA未踏ソフトウェア創造事業に採択→現在、主要開発者による開発は終了。
  • Canna: 元々NECで開発されたもので、フリーソフトウェア化→SourceForge.jpにて有志が保守。

あたりが見つかった。他に良い物があるかもしれないが、わからなかった。

Windows7→10へのアップグレード

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本当にWindows10へのアップグレードが必要なのか・・・

  • だいぶ使い込んでいる状態だが、アップグレードで本当にうまくいくんだろうか?
  • Windows10は使いやすいのだろうか?
  • ドライバは揃っているだろうか?
  • アプリケーションは今までどおり使えるだろうか?


アップグレードすることで、PCを長く使える・・・というわけでもない。古いPCだし。
Windows7のサポート期間は ココ で見られるのだが、既にメインストリームサポートは終了している。2020年1月14日までセキュリティサポートは受けられるので、このPCの寿命を考えたらこのままでも全く問題ない気もする。

でも、タブレットで使っているモダンUIが使えてもいいなー、とか、新しいUIはどうなんだろう、とか興味が安定に勝ってしまった。

じゃあやってみよう。




今回やったことは、
  • Windows10のアップグレードメディアを作成
  • Windows7のシステムが入ったHDDを丸ごとバックアップ
  • Windows10へのアップグレード

で、大きな問題は発生しなかった。




もともとは、Windows7 Home だったものを Professional にアップグレードしたものだが、これをWindows10にアップグレードする。

まずは、Windows10のダウンロードページに行く。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

ここで、メディア作成ツールをダウンロード。
MediaCreationTool.exe
という名前だった。

これを実行。





という具合にISOイメージを作ることにした。
保存先を決めたらダウンロードが始まる。



ダウンロードが終わると検証が始まる。



検証が終わると次の画面が出てくる。



「DVD書き込み用ドライブを開く」をクリックすると出てくる画面。この画面でDVDが作成できるようだ。




「書き込み後のディスクの確認」にチェックを入れて「書き込み」ボタンを押し、DVDを作る。



書き込みとチェックが終わると、DVDが排出される。これが、Windows10へのアップグレードメディアかー。



で、このPCはWindows10に対応しています。大丈夫です表示されました。



ツールをすべて終了させる。このメディアで起動すれば良い。




ディスクの中を調べてみると、autorun.infファイルがあり、中にはセットアッププログラムを起動する記述がされている。OS起動中にもアップグレードができるメディアになっている模様。また、bootというディレクトリも用意されており、DVDから起動すればアップグレードができそうな予感。




とはいえ、たまにはアップグレードに失敗することがあるらしいので、ハードディスクをまるごとバックアップしておこうと思った。

knoppixでシステムを起動し、ハードディスクをまるごとバックアップする。
幸い、システムは500GBのハードディスクであり、追加したデータ用HDDには2TBの空き容量があった。

バックアップを取るには以下を実行。

$ dd if=/dev/sda of=/mnt/backup/windows7hdd.img bs=256M

※これには4時間ぐらいかかった。最初 bs 指定をしなかったら、細かく読み書きしていたようで、4時間たってもバックアップは取れなかった。ブロックサイズの指定は大事。

これで、もしものことがあったら元に戻せばいい。

$ dd if=/mnt/backup/windows7hdd.img of=/dev/sda





その後、DVDから起動してインストールしようとしたら、結果的にはOSを通常起動してから・・・となったので、通常起動してからインストールすることになった。





という具合で、画面の指示に沿ってインストールを進める。

インストールには1時間程度がかかり、途中「止まってるの?」と感じた瞬間もあったが、放っておけば最後までインストールができた。




現在、Windows10でこの記事を編集しているが、問題なく動作している。
クリーンインストールでないOSが問題なく動くなんて、ずいぶん進化したなーという感想。
実際に安定して動作するのか、今後に期待。


Windows10 リモートデスクトップで複数ユーザーによる同時セッション

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アメンバー限定公開記事です。

Ubuntu14.04 Remminaの最新版が使いたくてlinuxBean12→14に乗り換え

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えぇ、こたつからPCしたいわけです。今は冬、こたつに入って古いノートからリーモートでメインPCにアクセスするわけです。

しかし、IMEのモードを切り替えができない。理由はRemminaが日本語キーボードを認識できないこと。しかし、今はきっとバージョンも上がって日本語キーボードも使えるはず。



今回やったことはこれ。
  • OSをlinuxBean12→14に入れ替える
  • Remminaのリポジトリを追加
  • Remminaのインストール

これで、超快適なリモートデスクトップクライアント環境ができた。



まず、linuxBean14をインストール。

OSを入れ替えたわけですが、それは、アップグレードができない理由があるから。
Inspiron 700mは当時それなりに安かったけれども、激安というわけではなかったのだが、残念なことにCPUにPAEという機能がないものだった。Ubuntuは14からPAE機能のないCPUがサポート対象外になってしまったので、アップグレードが失敗する。

linuxBean12にお世話になっていたわけだが、元々古いPCなわけで、他のPCやサーバーをメンテナンスするために使うことが多く、メインで何かをすることはほとんどなかったので、思い切って入れ替え。

何の問題もなくlinuxBean14が動作、ほんとうに素晴らしいlinuxBean!!



linuxBeanは、「linuxBean 設定ウィザード」でリモートセットにチェックを入れるだけで、必要なアプリがインストールされるようになっている。これは素晴らしい。

しかし、起動してみたらRemminaのバージョンは古かった。1.0に到達していない。
そこで、最新バージョンを入れることにした。

Remmina公式 DownloadからGitHubに行ける
GitHub FreeRDP/Remmina 開発ソース・バイナリなどを公開

でGintHubに書かれているこれを実行。
$ sudo apt-add-repository ppa:remmina-ppa-team/remmina-next
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install remmina remmina-plugin-rdp libfreerdp-plugins-standard


リポジトリを追加し、最新のRemminaをインストール。



本日時点でRemminaのバージョンは 1.2.0-rcgit.7 であった。
日本語キーボードもバッチリ認識、Windows10にもきっちり接続、至極快適!

ということで、こたつからWindows10へのアップグレードの悪戦苦闘を書いていこうと思ったのだった。

Windows7→10へのアップグレード(悪戦苦闘編)

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実家でhogegrandmotherが使用しているPCは、購入当時最先端だったWindows7の64bitバージョン。自宅PCは案外すんなりWindows10にアップグレードできたので、実家PCもアップグレードすることにした。

そう、ホントに軽い気持ちで、2週間以上続く悪戦苦闘の入口に立ったのだった・・・。



発生していたエラーは以下。
  • 0x8007002C - 0x4000D
    MIGRATE_DATA操作中にエラーが発生したため、インストールはSECOND_BOOTフェーズで失敗しました。
  • 0x1900101 - 0x4000D
    MIGRATE_DATA操作中にエラーが発生したため、インストールはSECOND_BOOTフェーズで失敗しました。

結論として行う操作は以下。
  1. ウィルス対策ソフトをアンインストール
  2. USB接続しているアップグレードには不要な装置をすべて外す
  3. Windowsをクリーンブートするように設定
  4. Windowsを7→10へアップグレード
  5. Windows10へログイン後、F8キーでセーフモード起動できるように設定
  6. クリーンブートから少しずつサービスを復旧していく
  7. Windows10へログインする。
  8. ログインできたら6へ戻る。
    ログインできない時にはPCの電源断し、その後F8でセーフモード起動、復旧したサービスを止めて再起動し、7へ戻る。
  9. 6~8でWindows10へのログインを妨げるサービスを特定し、それをアンインストールするなり、アップグレードするなりしてログインができるようにする
を行った。

ログで問題原因を特定しようと頑張ったのだが、それはできなかった・・・。

突き止めたログインを妨げるサービスは、
QuickCam® Pro 4000 用のアプリケーション
であった。これは、Windows Vistaまでがそのサポート対象なのであり、Windows7で使えていたことの方がラッキーだったもの。
このアプリケーションをアンインストールしてこの問題は収束した。

※サービスの問題であるから、カメラのUSB接続を外してもこの問題は発生する。機器を外せばOKということにはならないのが厳しいところ。

なお、カメラ自体は10年を超えて使用しており、今も現役、ドライバは提供されており、Windows10で何の問題もなく使用できている




まずはエラーについて。

エラー番号はWindows7にロールバック後、ログインすると表示される。
エラーログは
C:\$Windows.~BT\Sources\Panther\setuperr.log
に残される。

では1つ目。
0x8007002C - 0x4000D
MIGRATE_DATA操作中にエラーが発生したため、インストールはSECOND_BOOTフェーズで失敗しました。
最初に発生し、最後まで悩まされた問題。いわゆるフツーにやるとフツーに発生するエラー。

参考1:ログを見たところ、この操作を行うプログラムがないと怒られていた。ないと言われても困るなーと思いながら、C:\$Windows.~BT を検索してみるとそのプログラムがあるみたいなのでコピーしてみた。

参考2:その後には、なんちゃらファイルへの書き込み権限がない、とか言われたりもしたので、既に存在するなんちゃらファイルのファイル名を変えてみたりもした。

参考1~2は、もしかしたら効果があったかもしれないのでメモとして残しておくが、恐らく対策になっていないと思われる。

2つ目
0x1900101 - 0x4000D
MIGRATE_DATA操作中にエラーが発生したため、インストールはSECOND_BOOTフェーズで失敗しました。
何か対策をした後にアップグレードしてみると、丸々2日程度SECOND_BOOTフェーズで止まったりした。仕方がないので電源を落として再起動すると、このエラーメッセージが表示される。

この挙動からすると、アップグレード操作がアップグレードプログラムの意図しないタイミングで終了した時に表示されているのでは?と推測される。
今回の悪戦苦闘の直接的原因ではないが、このエラーコードで書かれたブログが大変参考になったので、あえて記載してみた。




それぞれの対策について記載してみる。

1.ウィルス対策ソフトをアンインストール

どこに行っても必ずと言っていいほど書かれている対策なので、参照元は記載しない。

使用していたのはウィルスセキュリティゼロで、まったく悪さをしているようには見えなかったが、あまりにもどこにでも書かれているので不安になって実行したもの。

今、冷静になれば、クリーンブートすればウイルス対策ソフトも動かない?かもと思う程度の、本当に必要なのか分からないレベルの対策。


2.USB接続しているアップグレードには不要な装置をすべて外す

ハードディスクは外しておいたほうが色々と安心。それ以外の装置も何がどう影響するのか良く分からないので、外しておいたほうが無難。

だが、これも、今回の問題とは直接関係していないように思われる。


3.Windowsをクリーンブートするように設定

今回の問題で超重要な対策。これを行うことで、サードパーティ製のサービスを止めておくことができる。

やり方はマイクロソフトの公式ページにある。

※以降2つの画面を貼り付けておくが、Windows10のもの。差はないのでご了承を。

コマンドプロンプトから
C:\Users\hogeuser>msconfig
を入力して「システム構成」というアプリケーションを起動。


「全般」タブで「スタートアップオプションを選択」を選択し、「スタートアップの項目を読み込む」のチェックを外す。


「サービス」タブで「Micorosoftのサービスをすべて隠す」をチェックし、Microsoft以外のサービスを「すべて無効」ボタンで無効にする。

OKボタンをクリックし、PCを再起動する。


4.Windowsを7→10へアップグレード

起動したらログインし、アップグレードする。アップグレードの手順自体は以前書いた記事とほとんど変わらない。

ただし、今回はカットアンドトライ状態だったので、時間を短くしたかったため、「重要な更新プログラムをインストールします」画面では「今は実行しない」を選んだ。

一体どういうルートで何をダウンロードしているのか分からないが、「インストールする」を選ぶと、もう本当に猛烈に時間が掛かる。耐えられない・・・。

とか考えながら放っておいたら、どうにかアップグレードができた。

しかし、これで完了ではないのだ。クリーンブートのままだから


5.Windows10へログイン後、F8キーでセーフモード起動できるように設定

これは必須ではないが、スマートにセーフモードで起動できるようにするためには必要だった。もちろん、セーフモードの起動方法が変わっていることになど気付くはずもなく、罠にハマったわけだが・・・。

GINAZINEさんの記事にやり方が書いてあり、確かにF8でセーフモード起動ができるようになった。

実際には管理者権限でコマンドプロンプトを開き以下を入力するだけ。
C:\WINDOWS\system32>bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy


この設定を漏らした場合、セーフモードで起動させるために、ブートの途中で電源コードを抜いてトラブルを起こす必要がある

ブートは 1stフェーズ→2ndフェーズ→ログイン画面→ログイン な感じで行われている予感。今回、ログイン画面→ログインの間で問題が発生してログインができなかったのだが、ここで電源を落としてもセーフモードにすることはできない。何度やっても同じ。

2ndフェーズあたりで電源を抜くと、次の起動時にセーフモードで起動するオプションが選択できるようになる。だが、これ、ハードに掛かる負担が大きいと思われ、もうやりたくない。

なお、元に戻すには以下を行う。
C:\WINDOWS\system32>bcdedit /set {default} bootmenupolicy standard



6.クリーンブートから少しずつサービスを復旧していく

セーフモードにF8キーで入れるようにしてから、ログインを妨げる問題が何なのか、突き詰めていく。

具体的には「システム構成」を開き、「サービス」タブをクリックした後、幾つかのサービスをチェックして有効にしていく。これは大丈夫そうだなー、というものをチェックし、再起動させる。


7.Windows10へログインする。

再起動後、ログインする。


8.ログインできたら6へ戻る。
ログインできない時にはPCの電源断し、その後F8でセーフモード起動、復旧したサービスを止めて再起動し、7へ戻る。


ログイン時、
RuntimeBroker.exe - アプリケーションエラー
0x00007FFE31EE539E の命令が 0x0000000000000010 のメモリを参照しました。メモリがwrittenになることはできませんでした。
プログラムを終了するには[OK]をクリックして下さい
が表示されたり、ログイン後に画面が真っ黒になり延々と待たされる状態になったらアウト・・・。

一旦電源を落とし、セーフモードで起動して 6 に戻る。

何も問題なくログインできれば、今チェックしているサービスには問題がないと言える。
6 に戻って、更にサービスをチェックして有効にしてみる。


9.6~8でWindows10へのログインを妨げるサービスを特定し、それをアンインストールするなり、アップグレードするなりしてログインができるようにする

最終的に問題になった部分が特定できたら、そのサービスを含むアプリケーションをアンインストールする。もし、バージョンアップしているようなら、新しいバージョンに入れ替えるのも手だと思われる。

今回は古いアプリが原因であり、Windows7もサポート対象外であったことから、アンインストールした。




以上の手順でどうにかアップグレードができた。

問題解決のために2週間を費やしたが、その原因と対策は以下。
  • アップグレード時に更新プログラムをインストールすると、甚だしく時間がかかること。DVDを作る時とは比べ物にならないほどダウンロードに時間が掛かる。
    → 一度問題が発生したら、更新プログラムをインストールしないで進める。
  • 問題がある状態だと、アップグレード作業そのものに甚だしい時間がかかる。2日経っても75%(構成5%)から一歩も前に進まないというのは衝撃的であった。
    → 1時間経っても変化がなければ諦めて電源を落とせばいいと思う。
  • 問題が発生しても原因が分からない。エラー番号で指摘された問題は、ハードディスクの容量不足であった。Microsoftのコミュニティでも解決に至っていないケースが散見される。メーカーのホームページでアップグレード対象外と書かれているので諦めた、という書き込みも。
    → メーカーサイドからすれば、利益の出ないリリース済みのアプリに開発・変更費用が掛けられないのは仕方がない(だって、そのまま使えば使えるんだから)。アップグレードができて当然とは思わない。ログを探り、ネットをあたり、それでもわからなければクリーンブートを試す。
  • Windows10へのアップグレードができたのが12/31夜、問題の特定ができたのが1/1。酒が入っていたので進捗が出なかったよ・・・
    → 酒を休めば肝臓も休まり、進捗も出る。
とまぁ、こんなところか。

hogegrandmotherよ、どうにかアップグレードが済んだので持って行きました。
心置きなく使ってください。
明らかに不足しているメモリは注文して直送してもらいました。




最後に・・・

Windows10ではF8でセーフモードに入れないという事実に心の底から驚いた。なぜこんなに重要なことを根本から変えてしまったのか。ログインしてからでないとセーフモードで起動する設定ができない、ということは、問題発生させながら設定することを強要することに他ならない。

ドライバやサービスの問題でブルースクリーンになったり、猛烈に遅くなる問題が発生したとする。セーフモードならそれなりに操作ができて問題解決に向けられるが、通常ログインしたらメニュー出す前に落ちたりとか、設定を保存するのに数十分とか、再起動を開始するまでに半日とか・・・設定するために途方もない時間が掛かるようになるんじゃないの?

っていうか、今までこんなこと何度も起きてきてるよね、ちょっと考えれば分かるよね?
サードパーティ製の製品を受け入れているわけだから、安全が前提の設計なんておかしいんじゃない?と思ってしまう訳なんですが。

セキュリティが理由ですかね?それにしてもこの変更はどうなの?別の解決策を考えるとこでしょ?意味分かんないんですけど。

Windowsは元々好きだし、今も好きだし、常用してるし、良いOSの一つだと思うので、より良い進化をして欲しいと願っています。だから、このことを除いたすべてを・・・2週間も掛けたアップグレード作業のすべてを受け入れ、勝手にいいように解釈して対策しているのです。

Windows10からsambaにアクセスできない

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あれ?サーバーに接続できない・・・いつからだろう?

どうやら、Windows10にアップグレードしたことで、sambaサーバーにアクセスできなくなってしまったようだ。他のNASを使っていたので気付かなかったが、こんなことになっていたなんて。




結論からすると、以下の設定で回避。

[global]
dos charset = SJIS
workgroup = HOGEGROUPE
server string = %h server
obey pam restrictions = Yes
syslog = 0
log file = /var/log/samba/log.%m
max log size = 1000
log level = 1
local master = Yes
os level = 65
preferred master = Yes
domain master = Yes
wins support = Yes
panic action = /usr/share/samba/panic-action %d
idmap config * : backend = tdb
bind interfaces only = yes
interfaces = 172.16.x.xxx/16
server max protocol = NT1
client max protocol = SMB2

[homes]
path = /home/%U/samba
read only = No
create mask = 0700
directory mask = 0700
browseable = No

[share]
comment = 共有領域
path = /home/samba
read only = No
create mask = 0777
directory mask = 04777
force directory mode = 04777
guest ok = Yes


原因はプロトコルで、Windows10が話の仕方を変えたことが理由である模様。

ログレベルを3にしてみたら、SMB3が選択された後、だんまりに。
SMB2を指定してみたが、これもSMB2_2が選択された後、だんまりに。
なので、仕方なくNT1まで落とす。

これによりパフォーマンスが低下するという記述が見つかったけれども、アクセス出来ないんじゃ意味が無いので諦める。

なお、[share]セクションの不思議設定
directory mask = 04777
force directory mode = 04777
は、未だなおこの設定にしておかないと、775なディレクトリができてしまう。他の人は消せないディレクトリ。
共有だからといって、すべてのユーザーをnobodyにする設定なんて嫌だなーと思うので、活かしておかなければ。




他は大丈夫かなー。


Windows10 WindowsUpdate後に勝手に再起動させない

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セキュリティ意識?あー、低いかもねー

ということで、WindowsUpdate後に勝手に再起動させない設定をしたい。

つーか、何勝手に再起動してんだよ、検索結果とか色んな物が消えちゃってんじゃねぇか、何がセキュリティアップデートだよ、無差別かつ絶対の情報消失攻撃じゃねえか。憤怒 (#^∀^)

ウィルスよりも質が悪い!

Google先生に「windows10 update 勝手に再起動させない」で聞いたら、ワンサカでるわでるわ・・・。




結論からすると、ローカルグループポリシーエディターで「スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない」を有効にするだけ。

やり方は atmarkit さんの記事「Tech TIPS:Windows Update適用後の自動再起動を抑制する」に記載されている。2015年04月16日には既にこの情報が出されていた。流石。

操作概略は
  • スタートメニューを右クリックし、コマンドプロンプトを開く。
  • gpedit.msc とタイプして ローカル グループ ポリシー エディター を開く。
  • コンピューターの構成→管理用テンプレート→Windowsコンポーネント→Windows Updateをたどる。
  • スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しないをダブルクリックし、表示される画面で有効化。
である。




外に向かって余計なアクセスをしない限りにおいて、感染源には触れられないのだ。
メールすらPCでは見なくなった、必要ないし。ということで感染源がないよ。
外部攻撃が怖い?ルーターの下にいるPCがそうそう簡単に攻撃にさらされてたまるか!


セキュリティ自動更新の設定は、そのPCやサーバがおかれている状況、保持している情報により、細かく設定できて良いはずだ。

うちのPCが保持している情報は、人に見られたら少し恥ずかしい気もするが、しかし実際には世の中の誰も興味を持たない家族写真が主なのであり、WindowsUpdateによるアップデートをそんなに急がなきゃいけない理由はない。

こんなレベルのPCの方が多いんじゃないの?と思うけれども、日々、セキュリティ問題と戦うMicrosoftにとって、WindowsUpdateしないユーザーが情報漏えいすることに重きをおいたデフォルト設定になっていると思われる。


まぁ、デフォルトなのはいい。しかし、コントロールパネルから設定不可にしたのはなんで?電源なんか落とさない文化の人たちが作ってんでしょ?なのに、これってどうなのよ?




当たり前と思うことが日々変化してくことは理解するけど、それでも言う、PCはブラックボックスじゃないぞ。勝手に変更をして設定を隠し、ブラックボックス化するのは良くないぞ!

(1) F8キーでセーフモード起動できない → 解決
(2) WindowsUpdateで強制再起動 → 解決


繰り返しになるけど、Windowsは元々好きだし、今も好きだし、常用してるし、良いOSの一つだと思うので、より良い進化をして欲しいと願っています。


動画をDVDに焼く

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最近、必要があってビデオレコーダを購入。これをちょっと編集してDVDに焼こうとしたら、なかなか思った通りにいかない。

やりたいことは以下の通り。

  • 再生を開始した直後にDVDのタイトルを表示させる
  • 所々にテロップを入れる
  • テロップを入れた箇所にチャプターを入れる


これを実現しようと思ったとき、いろいろな制限が出てくる。

まず、ビデオレコーダーに付いていた「Everio MediaBrowser 4」。これは
  • 1動画に1箇所にだけテロップが入れられる
  • テロップはフォントも大きさも色も1種類。
  • チャプターを入れることはできない
  • 動画1つ1つを再生する形になり、連続した動画にならない
だった。とりあえずわかれば良い人向け。

次に、使用中のPCにバンドルされていた「Nero StartSmart Essentials」。こちらは
  • 動画のオーサリング機能がない
  • メディアをファイナライズできない
となっていた。メディアをファイナライズできないことで、うちにあったすべてのドライブで再生できない。致命的ながっかり加減。また、オーサリング機能を買えばいいのかもしれないが、3年以上前のバージョンなので、今更感満点で買う気がしない。




ということで、以下で実現。画質は下がっている可能性が高いが、他の方法に差し替えるまではこれで。
  1. Windows Live Movie Maker で思い通りの1本の動画にまとめ、mp4に出力
  2. Avidemux でチャプターを入れたい箇所で動画をカット
  3. DVD Flick で動画のタイトルを設定しつつ、動画単位でチャプターを入れて、DVDの中身を作る
  4. DVD Shrink でDVDのisoイメージを作る
  5. Nero StartSmart Essentials でisoイメージをDVDに焼き込む
画質はともかく、思い通りのDVDが仕上がった。




Windows Live Movie Maker で思い通りの1本の動画にまとめ、mp4に出力

実は、とあるサイトにDVDライティング機能があるから、古いバージョンをダウンロードしてインストールすると良い。Windows10でも使える・・・って書き込みを見つけ、ダウンロード。

実際にはアプリがダウングレードした上、DVDのライティング機能はインストールされず、余計なソフトまでインストールする事になってしまった。そして、元に戻せない。

要注意。

画面はダウンブレード後の画面。

ダウングレードする意味はないので、あるものをそのまま使うのが吉。

インストールされていない人はここからダウンロードすれば良いと思う。



アプリケーションを起動したら、DVDに収めたい動画や画像をポンポン放り込む。動画は変換が掛かる。変換は、右側のペインで表示された時にキューに積まれるため、一度右側のペインをスクロールさせてすべてを表示させた後、コーヒーを飲んで待つ。

動画変換が終わったところから編集ができるようになるので、不必要な箇所をトリミングしたり、


テロップを入れたりする。


できあがった動画を高解像度で保存する。





Avidemux でチャプターを入れたい箇所で動画をカット

Avidemuxは優れた動画編集機能を持っているようだが、ここでは、チャプターを入れたい単位で動画を分割するためだけに使用している。

インストール、日本語化、詳しい使用方法は色々なところにあるので、そちらを参考に。

ここでは、単純に動画をカットするところだけをメモとして残す。

先ほどWindows Movie Makerで出力したファイルは長い1本の動画になっているので、チャプターを入れたい場所単位に切り出していく。

こんなイメージでカットする。

まずは、Avidemuxで動画を読み込んで、編集のための設定をする。

編集そのものは無劣化で行いたいので、映像出力・音声出力共にコピーを選択。
出力するファイルはmp4でいいかー、と安易な気持ちでmp4を選択。


動画は、A(開始)とB(終了)のマーカを付け、A→Bまでを保存する・・・を繰り返して行う。


A→Bを決めて保存。
B位置にカーソルを移動し、Aボタンを押してA(開始)のマーカーを付け、終了位置を決めてB(終了マーカーを付けて、保存。
B位置にカーソルを移動し、Aボタンを押してA(開始)のマーカーを付け・・・


再生して音を聞きながら、フレーム単位で移動して切り出す範囲を確定させ・・・至極簡単な操作で精密に動画化カットできる。




DVD Flick で動画のタイトルを設定しつつ、動画単位でチャプターを入れて、DVDの中身を作る

DVD Flick は動画をDVDプレイヤーで再生できる形式に変換してくれるソフトで、字幕なども入れられる模様。

これまでに編集→分割した動画をDVD形式に変換させつつ、チャプターを入れて再生しやすくする。

DVD Flick を開いたら、DVDに収録したい動画をポンポンとドラッグ&ドロップする。


これだけでそれっぽいDVDができそうな予感。
ちょっと細かく設定をする。

タイトル編集をクリックし、タイトルを入力する。


ついでにチャプターに関する設定をする。そう、これがしたいがために、わざわざ動画を分割したのだ。


もしも1タイトルの中に複数の動画を入れたい場合には、ココで追加すれば良い模様。
今回は、1タイトル1動画で進めたいので、このまま次のタイトルへ。


タイトルを変更して、次のタイトルへ・・・


最後に「適用」ボタンを押せば、設定内容が保存される。


続いて、DVDを再生した時に表示されるメニューを設定する。
メニュー設定ボタンを押して、


お好みのメニューを選んで適用ボタンをクリック。



設定が済んだら、DVDを出力する。出力先のフォルダを設定する。


DVD作成ボタンを押せば、DVD形式のファイルができあがる。


作成しはじめたら、コーヒーブレイク。これには時間がかかるので・・・。





DVD Shrink でDVDのisoイメージを作る

DVD形式のファイルができたらisoイメージを作る。普通に焼き込んでファイナライズすりゃーいいかなーと思ったら、ファイナライズする方法がない。ビックリ。

ということで、DVD Shrink でisoイメージのバックアップを取る、という方法でイメージ化。

まずは DVD Shrink を開き、ファイルを開く。


dvd フォルダを選ぶ。


dvd フォルダを開いたら、バックアップ。


isoイメージを選択し、ファイル名を決めて、OKする。


これでDVDのisoイメージができあがる。





Nero StartSmart Essentials でisoイメージをDVDに焼き込む

isoイメージをDVDに書き込む。これができるアプリケーションは色々とあると思う。
今回は、PCにバンドルされていたアプリケーションを利用している。





以上でDVDができあがるので、プレイヤーに入れて再生してみる。

よしよし、できてるできてる。




今回書いた方法で思い通りにDVDが編集ができたが、それでも後もうちょっとやりたいことが。

16:9にするには? 画質の劣化を極力小さくするには? 等々考えたりする。

それに、こんなにアプリケーションを連携させないと、この程度のビデオすらできないのだろうか?きっともっと良い方法があるだろう。

知っているが人いたら、教えてくださーい!

これだけ時間を掛けるくらいなら、オーサリング機能が充実したアプリを買ってもイイなーって思うのだった。

HP C309a に AirPrint してみる

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このイラストを印刷したいんだけど、どうすればいいの?

・・・iPhone4を握りしめて娘が言った。これに答えられないってどうなのよ?

ということで、AirPrintで印刷する方法を模索。
うちにはネットワーク対応で、常に電源を入れっぱなしにしている HP の C309a があるから、これをAirPrintで使えないかなと調べ始めた。




C309a は AirPrint 非対応。

結論からすると、
  1. UbuntuにC309aのドライバをインストール
  2. UbuntuでAvahiにC309aを登録

で印刷ができるように。早くやっておけばよかった。




ドライバのインストール。HPの公式ホームページには Windows と Macintosh のドライバしか置いていなかった。どうやら、Linuxは非公式対応になっているらしい。

HP Linux Imaging and Printing から C309a を探し、
hplip-3.16.3.run
をダウンロード。

$ sh hplip-3.16.3.run
Creating directory hplip-3.16.3
Verifying archive integrity... All good.
Uncompressing HPLIP 3.16.3 Self Extracting Archive.....................................................

HP Linux Imaging and Printing System (ver. 3.16.3)
HPLIP Installer ver. 5.1

Copyright (c) 2001-15 HP Development Company, LP
This software comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.
This is free software, and you are welcome to distribute it
under certain conditions. See COPYING file for more details.

Installer log saved in: hplip-install_Sat-09-Apr-2016_14:37:39.log

\
note: Defaults for each question are maked with a '*'. Press to accept the default.
-/usr/lib/python2.7/dist-packages/gtk-2.0/gtk/__init__.py:57: GtkWarning: could not open display
warnings.warn(str(e), _gtk.Warning)


INSTALLATION MODE
-----------------
Automatic mode will install the full HPLIP solution with the most common options.
Custom mode allows you to choose installation options to fit specific requirements.

Please choose the installation mode (a=automatic*, c=custom, q=quit) : a

Initializing. Please wait...


INTRODUCTION
------------
This installer will install HPLIP version 3.16.3 on your computer.
Please close any running package management systems now (YaST, Adept, Synaptic, Up2date, etc).


DISTRO/OS CONFIRMATION
----------------------
Distro appears to be Ubuntu 14.04.

Is "Ubuntu 14.04" your correct distro/OS and version (y=yes*, n=no, q=quit) ? y


ENTER USER PASSWORD
-------------------
Please enter the sudoer (hogeuser)'s password: *パスワードを入力*


INSTALLATION NOTES
------------------
Enable the universe/multiverse repositories. Also be sure you are using the Ubuntu "Main" Repositories. See: https://help.ubuntu.com/community/Repositories/Ubuntu for more information. Disable the CD-ROM/DVD source if you do not have the Ubuntu installation media inserted in the drive.

Please read the installation notes. Press to continue or 'q' to quit: *Enter*を入力


SECURITY PACKAGES
-----------------
AppArmor is installed.
AppArmor protects the application from external intrusion attempts making the application secure

Would you like to have this installer install the hplip specific policy/profile (y=yes, n=no*, q=quit) ? y


RUNNING PRE-INSTALL COMMANDS
----------------------------
OK


MISSING DEPENDENCIES
--------------------
Following dependencies are not installed. HPLIP will not work if all REQUIRED dependencies are not installed and some of the HPLIP features will not work if OPTIONAL dependencies are not installed.
Package-Name Component Required/Optional
pyqt4 gui_qt4 REQUIRED
libusb base REQUIRED
cups-image base REQUIRED
libnetsnmp-devel network REQUIRED
sane-devel scan REQUIRED
xsane scan OPTIONAL
pyqt4-dbus gui_qt4 REQUIRED
libjpeg base REQUIRED
cups-devel base REQUIRED
dbus fax REQUIRED
Do you want to install these missing dependencies (y=yes*, n=no, q=quit) ? y


INSTALL MISSING REQUIRED DEPENDENCIES
-------------------------------------
note: Installation of dependencies requires an active internet connection.
warning: Missing REQUIRED dependency: libusb (libusb - USB library)
warning: Missing REQUIRED dependency: cups-image (CUPS image - CUPS image development files)
warning: Missing REQUIRED dependency: libjpeg (libjpeg - JPEG library)
warning: Missing REQUIRED dependency: cups-devel (CUPS devel- Common Unix Printing System development files)
warning: Missing REQUIRED dependency: libnetsnmp-devel (libnetsnmp-devel - SNMP networking library development files)
warning: Missing REQUIRED dependency: pyqt4 (PyQt 4- Qt interface for Python (for Qt version 4.x))
warning: Missing REQUIRED dependency: pyqt4-dbus (PyQt 4 DBus - DBus Support for PyQt4)
warning: Missing REQUIRED dependency: dbus (DBus - Message bus system)
warning: Missing REQUIRED dependency: sane-devel (SANE - Scanning library development files)


INSTALL MISSING OPTIONAL DEPENDENCIES
-------------------------------------
note: Installation of dependencies requires an active internet connection.
warning: Missing OPTIONAL dependency for option 'scan': xsane (xsane - Graphical scanner frontend for SANE)


CHECKING FOR NETWORK CONNECTION
-------------------------------
Network connection present.


RUNNING PRE-PACKAGE COMMANDS
----------------------------
sudo dpkg --configure -a (Pre-depend step 1)
sudo apt-get install --yes --force-yes -f (Pre-depend step 2)
sudo apt-get update (Pre-depend step 3)
OK


DEPENDENCY AND CONFLICT RESOLUTION
----------------------------------
Running 'sudo apt-get install --assume-yes libusb-1.0.0-dev'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes libcupsimage2-dev'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes libjpeg-dev'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes libcups2-dev'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes cups-bsd'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes cups-client'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes libsnmp-dev'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes snmp-mibs-downloader'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes gtk2-engines-pixbuf'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes python-qt4'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes python-qt4-dbus'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes libdbus-1-dev'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes libsane-dev'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes gtk2-engines-pixbuf'
Please wait, this may take several minutes...
Running 'sudo apt-get install --assume-yes xsane'
Please wait, this may take several minutes...
HPLIP-3.14.3 exists, this may conflict with the new one being installed.
Do you want to ('i'= Remove and Install*, 'q'= Quit)? :i
Starting uninstallation...
HPLIP uninstallation is completed


RUNNING POST-PACKAGE COMMANDS
-----------------------------
OK


RE-CHECKING DEPENDENCIES
------------------------


PRE-BUILD COMMANDS
------------------
OK


BUILD AND INSTALL
-----------------
Running './configure --with-hpppddir=/usr/share/ppd/HP --prefix=/usr --enable-qt4 --disable-libusb01_build --enable-doc-build --disable-cups-ppd-install --disable-foomatic-drv-install --disable-foomatic-ppd-install --disable-hpijs-install --disable-udev_sysfs_rules --disable-policykit --enable-cups-drv-install --enable-hpcups-install --enable-network-build --enable-dbus-build --enable-scan-build --enable-fax-build --enable-apparmor_build'
Please wait, this may take several minutes...
Command completed successfully.

Running 'make clean'
Please wait, this may take several minutes...
Command completed successfully.

Running 'make'
Please wait, this may take several minutes...
Command completed successfully.

Running 'sudo make install'
Please wait, this may take several minutes...
Command completed successfully.


Build complete.


POST-BUILD COMMANDS
-------------------


CLOSE HP_SYSTRAY
----------------
Sending close message to hp-systray (if it is currently running)...


HPLIP UPDATE NOTIFICATION
-------------------------
Do you want to check for HPLIP updates?. (y=yes*, n=no) : n


RESTART OR RE-PLUG IS REQUIRED
------------------------------
If you are installing a USB connected printer, and the printer was plugged in when you started this installer, you will
need to either restart your PC or unplug and re-plug in your printer (USB cable only). If you choose to restart, run
this command after restarting: hp-setup (Note: If you are using a parallel connection, you will have to restart your PC.
If you are using network/wireless, you can ignore and continue).

Restart or re-plug in your printer (r=restart, p=re-plug in*, i=ignore/continue, q=quit) : i


PRINTER SETUP
-------------
Please make sure your printer is connected and powered on at this time.
Do you want to setup printer in GUI mode? (u=GUI mode*, i=Interactive mode) : u

HP Linux Imaging and Printing System (ver. 3.16.3)
Printer/Fax Setup Utility ver. 9.0

Copyright (c) 2001-15 HP Development Company, LP
This software comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.
This is free software, and you are welcome to distribute it
under certain conditions. See COPYING file for more details.

warning: No display found.
error: hp-setup requires GUI support (try running with --qt3). Also, try using interactive (-i) mode.
error: hp-setup failed. Please run hp-setup manually.


RE-STARTING HP_SYSTRAY
----------------------

HP Linux Imaging and Printing System (ver. 3.16.3)
System Tray Status Service ver. 2.0

Copyright (c) 2001-15 HP Development Company, LP
This software comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.
This is free software, and you are welcome to distribute it
under certain conditions. See COPYING file for more details.

warning: No display found.
error: hp-systray requires Qt4 GUI and DBus support. Exiting.


最後にエラーになったのは、TeraTermで接続してこの操作をしたから。

VNCで接続して、
$ hp-setup
を実行する。

画面が表示されたら、
  1. Network/Ethernet/Wireless network (direct connection or JetDirect) を選択
  2. Advanced Options を開く
  3. Manual Discovery にチェックを入れ、 IP Address or network name: にプリンタのIPアドレスを入力
後は画面に従って進めて登録完了。

登録時にテスト印字をしてみたら、ちゃんと印刷されたよ、良かったよ。




次に、以下のファイルを作成。作成方法は「mkiuchiの日記 2冊め」さんの「今日はLinuxのCUPSプリントサーバをAirPrintサーバにして、iPhoneからAirPrintで印刷するとPDFファイルが生成されるようにしてみた」を参考にさせていただき、さくっと作った。

$sudo vi /etc/avahi/services/hpc309a.service

<?xml version="1.0" standalone='no'?><!--*-nxml-*-->
<!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">

<!-- This file is part of udisks -->

<service-group>
<name replace-wildcards="yes">AirPrint %h</name>

<service>
<type>_ipp._tcp</type>
<subtype>_universal._sub._ipp._tcp</subtype>
<port>631</port>
<txt-record>txtvers = 1</txt-record>
<txt-record>Color = T</txt-record>
<txt-record>pdl = application/octet-stream,application/pdf,application/postscript,image/jpeg,image/png,image/urf</txt-record>
<txt-record>printer-state = 3</txt-record>
<txt-record>priority = 0</txt-record>
<txt-record>product = (HP Photosmart Premium Fax All-in-one Printer - c309a)</txt-record>
<txt-record>qtotal = 1</txt-record>
<txt-record>Duplex = T</txt-record>
<txt-record>ty = Unknown</txt-record>
<txt-record>printer-type = 0x901E</txt-record>
<txt-record>rp = printers/Photosmart_C309a</txt-record>
<txt-record>URF = DM3</txt-record>
<txt-record>TLS = 1.2</txt-record>
<txt-record>URF=none</txt-record>
</service>
</service-group>


ファイルを作ったら、avahiデーモンを再起動。
$ sudo service avahi-daemon restart





たったこれだけで印刷ができるようになった。

さぁ、ということでiPhoneからカメラロールに保管されているイラストを印刷しようとしたら・・・紙がない、と。
どうやら、イラスト印刷するときは、写真用のトレイが使用されるらしい。

さっそく、A6用紙を買ってきてセット。





印刷できたーっ!

iPhoneからAndroidへの移行 その1

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携帯キャリアのサービスが素晴らしいことは理解している。

しかし、元々は電話さえできれば電話としてはOKであり、モバイルPC代わりの利用で言えばネットに繋がりさえすれば問題がない。

毎月月のお支払いを減らしたい・・・のですよ。

ということで「素晴らしいキャリアのサービス」を諦めてMVNO事業者に移行することにした。


そして、この機会に、脱iPhoneすることも決めた。

最初、Softbank Mobileのお店でiPhone3Gを見た時の感激。今までの端末では考えられないレベルの操作性、メニューがなく直感で触れば何か反応する画面は革新的で、それが常にネットにつながっていてメールが即時着信すること等、これは素晴らしいと心の底から思った。
その後、新端末に移行した際、バックアップからまるごと状態を引き継げたのも新鮮な驚きであり、こんなことができるのかーと素直に感心した。

しかし、その間にAndroidも世代を重ね十分な魅力が備わってきた。一方でiPhoneは誰でも簡単に使える完成度があるけれど、カスタマイズできる範囲が限られることに少しずつ不満が溜まっていった。

元々は、Appleの思想は自分には合わない、と思っていた。何故Macintoshのマウスのボタンが1つしかないのか、その理由を知ってOkayといえるタイプではなかったのだった。

よし、この際だから脱Appleだ!さようならApple、今までありがとう!

そうは言っても、iPhoneを長く使ってきただけに、利用させていただいている様々なサービスの移行が必要になっているのであり、キャリアメールも様々登録しているのだから、そう簡単に移行はできそうもないので、メモしながら作業を進めていく。


購入した端末は ZenFone Go 。hogewifeと同時移行で、かつ、2年縛り違約金、iPhone残債等あり、お手軽価格で評判の良さそうな端末を選んだ。





ZenFoneは、ASUS PC Link というソフトを使ってリモート接続できるらしい。
素晴らしさは ASUS PC Linkでお手軽キャプチャ&PCからスマホ操作 に書かれているので参照。

で、どうやらこれをインストールしておくと、上記の素晴らしさの他に、PCとの親和性が高まる模様。例えば、写真のフォルダを開くと、サムネイルが見られたり。

2016/07/16 取り消し。スマホでインストールできない。

Zenfone Go をPCに接続すると、
・ASUS_X013DB
・CD ドライブ
が現れる。CD ドライブにある Setup.exe を実行すると、PCとの親和性が高まる模様。例えば、写真のフォルダを開くと、サムネイルが見られたり。

ということで、事前にインストールしておくこと推奨。





各種ネット上の記事を参照しながら進める。

  1. メッセージ
    データ移行不要。というか無理。
    有料アプリでなんか取り出せるみたいだが、取り出したところで入れ込む場所を思いつかない。それほど重要なやり取りをしていないので移行しない。

  2. ボイスメモ
    データ移行不要。
    何もメモしていない。そうそう録音するものなんてないんだなー。会議の録音とかしないし。実はちょっとだけ移行してみようと思ったりもしたが、iTunesでは取り出せないのだった。

  3. カレンダー
    データ移行不要、ZenFone標準アプリに移行。
    自宅に立てたZarafaサーバーと、Googleカレンダーしか使っていないので、データ移行する必要がない。
    GoogleカレンダーはGoogleアカウントを登録すればそのまま使える。
    Zarafaサーバーの設定は以下の通り行う。

    Asusカレンダーを開き、メニューからアカウントを開く。


アカウントの追加でExchangeを選択。



メールアドレスを入力後、手動セットアップをタップ。



アカウントの種類としてExchangeを選択して次へをタップ。



パスワードを入力。
※そう、安全性を高めるために意味不明な超長いイミフな文字列を設定中。



アカウントはメールアドレスではないので、ドメイン部分(@以降)を削除。



サーバー名は、アクセス用に設定しているものに設定。
ポート番号も変えているならそれを設定。



後は、オレオレ証明書を受け入れつつ、同期すべきアイテムを決めていけばOK。

  • メール
    データ移行を実行。
    それほど重要なやり取りはしていないが、念のため移行。
    移行は手間がかかったが上手く行った。

    iPhone標準のメールアプリを使って、Gmailに移動させてしまうというアイディア。
    この人すごい、目からうろこ。
    参照先:iPhoneからAndroidへの移行方法を徹底解説! 各種データを個別に移行する
    ただし、メールを「すべて選択」する操作方法がないために、猛烈にめんどくさい。頑張りが必要。
    Zarafaについては、カレンダーの項で同時に設定できているはず。

  • 写真
    手作業でコピー。
    iPhoneをPCにつないでコピー。よくわからないエラーが起きたりしたので、ファイルをすべて確認。
    その上で、必要な物を選定、AndoroidをPCにつないで、
    PC\ASUS_X013DB\SDカード\DCIM\Camera
    にコピーしたら、何の問題もなく見ることができた。
    多少の手間はかかるが、クラウドを使う必要性は感じない。

  • 音楽
    端末で音楽を買ったことはないので気にしない。となると、iPhoneからの移行というよりは、PCに入っているデータをそのまま突っ込むイメージ。

    ZenFone Go にはSDカードを追加済み。ここにMusicフォルダを作って、PCのファイルをそのままコピペしてみた。
    ZenFone側では「音楽」アプリで自動認識した。

    ※重要1
    mp3はそのままコピーされるが、m4aは変換(推奨)と表示される。しかし、m4a→wma変換すると「音楽」アプリでは認識されなかった。とりあえず聞くならそのままコピー。

    ※重要2
    mp3はトラックナンバー順に再生できるが、m4aは曲名のアルファベット順となる。ファイル名ではなく内部に設定された曲名で並び替えられる。ファイル名にはトラックナンバーついてるのに気にしていない→曲名だけは読み取るがトラックナンバーは無視。プロパティで見ると、トラックナンバーを読んでいたりするんですが・・・?

    ※重要3
    重要2で示した再生順序はGoogle Playでも同じ。このことから、この挙動はわざとだと思うけど、ユーザーにとってみると感じが悪い。mp3に変換するか、別の感じのよいアプリを探すしかないだろう。

  • 着信音
    割りとどのサイトもアプリを入れて手で編集して・・・って書いているが、今までそういうのやってきたので、その資産を活かしたい。

    ヲレサイト さんの Android 4.4で着信音(メール・アラーム)に自分のMP3を設定 が、的確に教えてくれた。

    着信音は「電話の着信音」、「メール等の通知音」、「目覚まし等の警告音」に分けられるそうで、それぞれ
    PC\ASUS_X013DB\内部ストレージ\Ringtones
    PC\ASUS_X013DB\内部ストレージ\Notifications
    PC\ASUS_X013DB\内部ストレージ\Alarms
    に入れるらしい。

    iPhoneでは、これらは拡張子m4rのファイルであるが、Androidでは使えないので変換が必要。
    これには
    ・拡張子を m4r → m4a に変更。
    ・mp4 to mp3 converter で mp3 に変換。
    を行う。

    形式変換は mp4 to mp3 converter で行った。
    aruto's diary様やったーmp4 to mp3 converter 2.0できたよー からダウンロード。
    現在はVersion3になっていて、きっちり変換できた。

  • メモ
    データを実行。
    必要な物だけEvernoteにコピペして同期することにした。

  • Safari
    データ移行不要。
    元々、iPhoneでChromeを使っていたので、ブックマークの移行も不要。

  • Toodledo
    データ移行不要。
    サービス独自のアカウントであるため注意は必要だが、キャリアメールを使っていなかったのでなんとかなった。

  • Evernote → OneNote
    データを移行。
    Evernoteのデータ自体は移行しなくてもサーバーにあるので問題はないが、Evernoteの運営方針が変わり、1アカウントに対して無料で同期できるのは2端末まで、となったので、そうした制限のないOneNoteに移行することとした。
    この件は、iPhoneの有名な脱獄アプリ作者の moyashi 様が既にひとりぶろぐで記事にしているので、リンクを貼らせていただく。
    EvernoteからMicrosoft OneNoteへの乗り換え検討、移行方法を紹介

  • Line
    データ移行はせず、アカウントのみ引き継ぎ。
    トーク履歴の移行は面倒で、自分にとっては苦労に見合わない。

    参照先:appllio 失敗しない、機種変更時にLINEを引き継ぎする方法【iPhone・Android対応】

    だが・・・せっかくこれを事前に見ていたのに、メールアドレスをgmailにしておくのを忘れた~。キャリアメールは当然使えなくなるよね、あーあ。

    結果、ZenFone側で認証番号を受け取れないことに・・・そこで、
    ・iPhone側でFacebookとLineを連携
    ・ZenFone側でFacebookを利用して認証
    ・ZenFone側でメールアドレスを変更、Facebookとの連携を解除。
    を行った。

    なお、MVNOでは年齢認証ができなかった。

  • Hangouts
    データ移行不要。
    Gmailのアカウントと連動しているから。
    ちなみに、ZenFoneにはHangoutsがインストールされており、起動してログインするだけで今まで通りに使用可能であった。履歴もサーバ側に残っていた。

  • Kindle
    データ移行不要。
    ただし、通常は共有上限6台の制限があるため、不要になった端末をAmazon側で削除する必要がある。
    参照先:My Kindle

  • Twitter → Twitwick
    データ移行不要。
    利用頻度は低いが2アカウントを運用。パスワードさえ忘れなければどうにかなる。

    アプリケーションは評判の良さそうな Twitwick を使わせていただくこととした。これは非常にシンプルで広告も少なく、使い勝手が良さそうなイメージ。
    「+」マークからアカウントを複数追加することもでき、至極便利。これ、とってもいい!

  • Facebook
    データ移行不要。
    パスワードさえ忘れなければどうにかなる。

  • Sylfeed → feedly
    データ移行不要。
    feedlyのサービスをSylfeedで利用して、オフライン閲覧ができるようにしていた。これと同じことができるのか?
    AndroidのRSSリーダーには有料アプリも含めて色いろあるのだが、ピンとくるものがないので、一旦feedlyで。この操作体系はあまり好きになれないが、当面は我慢。Pocketとかと連携できる良いのはないかなー。

  • Pocket
    データ移行不要。
    使用開始時にこのサービス用にアカウントを作成していたらしく、これを使ってログインするだけだった。

  • 時計
    アラームの時間は手で設定するしかない。
    アラーム音は上で書いた方法で移行してくる。

  • 乗換案内
    不要。
    アカウント登録せずに使っている。

  • 駅.Locky
    移行不要。
    アプリケーションはあったが、iOS版とは機能に違いがある模様(Android版は後から開発されているため)。時間毎のデフォルト方面設定が復活したら至極便利になるが、しばらくは待ち。

  • mPassword
    中身を1つずつ移していくつもり。
    似たアプリケーションとしては「パスワード管理帳(パスメモ)」が良さそう。
    参照先:ApplivのID・パスワード管理 アプリランキング

    パスワードはすべて手で以降して完了。

  • Lobi
    不要。
    Twitterアカウントでログインのため、そっちをどうにかできればOK。

  • とあるソシャゲ
    不要。
    パスワードを控えておけば移行可能。データはサーバにある。




    一旦ここで。

    ここから先は、Androidでは普通の設定かもしれないが、iPhoneで言えば脱獄しなければできない設定が含まれるので、別の機会に少し細かく設定をしていくこととする。

  • Philips ヌードルメーカー

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    一言。

    どう考えてもパスタは デュラムセモリナ粉 一択。




    小麦粉でパスタは無理がある。

    ちなみに、デュラムセモリナ粉は、恐らくお近くのカルディで手に入ります。びっくりするほど美味しいパスタになる。

    ちなみに、うどんは小麦粉で。

    iPadからWindowsタブレットへの移行

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    ※未解決※
    色々と事情があってiPadもWindowsタブレッドにしようと思った。iPadも第4世代を使っていたのだが、これが鞄に入っていると鞄が重たいと感じるようになっていた。

    iPadで何をやっているかというと、

    • RSSリーダー(オフライン閲覧)
    • ゲーム
    • Amazonで買い物
    • その他ちょいちょい
    くらいだなー、思ったよりやってることは少なかった。が、そう言いつつちょっとハードル高いなー、同じことができるといいなー。




    まずは、Windows8.1→Windows10へのアップグレード。
    注意:Miix2 8 はWindows10へのアップグレードがサポートされていない。
    1. Windows10のアップグレードメディアを作り、中身をSDカードにコピー。
    2. Miix2 8 を工場出荷時状態に戻す。
    3. McAfee関連をすべてアンインストール。
    4. Officeのインストール。
    5. Windows10にアップグレード。
    6. Avast 無料アンチウィルスをインストール。
    をした。

    アップグレードメディアは以前の記事 Windows7→10へのアップグレード に記載。

    工場出荷時状態に戻すには、システムリカバリーの方法 - Lenovo Miix 2 8 を実行する。多少時間はかかるが、すんなり完了。

    タブレット購入時、Officeのライセンスコードが付いていたので、それを使ってOfficeをインストール。以前のPCにはオフィスはインストールされていた気がするが、それにかかる工数をユーザーにばらまいて価格低減を実現したってことなのかな。

    SDカードをMiix2 8 に差し込んで、そこからWindows10にアップグレード。

    後は、Avastを検索してダウンロード→インストール、終わり。

    ※アップグレード後に使用できなくなったアプリ。
    Lenovo VeriFace → 顔認証システムな模様。私は未使用。
    Lenovo Bluetooth with Enhanced Data Rate Software → Bluetoothの接続改善?でしょうか、特に必要なさそう。





    Windowsタブレットで気に入らない点の解消。

    1. タッチキーボードのキー配列。
    2. マウス操作っぽいことが難しい。

    タッチキーボードのキー配列はタッチキーボード右下のキーボードマークをタッチすると選択できる。とりあえず、ログインに数字と記号を混ぜたパスワードを入れている私は、フルキーボードの方がうれしい。

    Google日本語入力をインストールし、デフォルト設定したら、ログイン画面でフルキーボードが出てくるようになった。これは嬉しい誤算。


    マウス操作を指先で行うことは難しい。Tablet Proというのをインストールしたらこの問題も解消。画面上にタッチパッドを表示するイメージ。有料部分があるが、私の使い方では関係のない場所なので問題なし。Version 2.0.1.8 における有料部分を記しておく。
    1. ジェスチャ
    2. タッチキーボード表示次の画面のスワイプ
    3. タッチキーボードを透明化
    4. 軌跡の種類を追加
    5. 偽装カーソルのすべての形状(ただしマウスデバイスが必要)
    6. 追加のレイアウト
    7. アーティストパッド
    8. ゲームパッド
    9. その他

    操作性が改善すると、俄然使いたくなるのは何故?Windows好きなんだなー。




    ■RSSリーダー(オフライン閲覧)

    今まで有料のアプリを使ってきたが、これと同等なものを見つけることができなかった。一番の問題はRSSフィードに記事全文が載っていないケースが多いこと。最初のところだけで、続きはWebで状態になる。そうすると、RSSではなく、その先のページを読み込んでためておく必要があり、これに対応したソフトが見当たらない。

    これを諦めるとなると、タブレットを持ち歩く意味がなくなってくる。かなり微妙で悩む話。

    パケット制限が緩い昨今、こういったアプリの需要は少ないのかなー。でも、私はこれが欲しい。残念すぎるなー。

    ■ゲーム

    Android向けのゲームを動かすことはできないこともない。

    usedoorさんの Windowsパソコン上でAndroidをサクサク無料で動かす方法 【BlueStacks】 でやり方が書かれている。が、Miix2 8 のメモリは2GBであり、OSを素で動かすこともギリギリなので、これはやめておく、諦める。

    ■Amazon

    公式アプリをダウンロードして使用。だが、メモリが少ないためか、かなりもたつく。

    ■Google Chrome を最初からシークレットモードで開く

    Google Chrome ver 2.0 使い方辞典 さんに記載あり。シークレットモードで起動するようにする を参考に以下を実行。
    1. デスクトップにある Chrome のショートカットをコピー。
    2. プログラムの後ろに --incognito をくっつける。
    3. プログラムからこのlnkを起動するように設定する。
    でできた。ブラウザを起動するプログラムにパラメータ指定ができるなら、そこに --incognito を入れるだけで良さそう。




    発生しているトラブル。

    • Bluetoothキーボード(英語)を接続したら日本語キーボードとして認識された。
      ぼくんちのTV さんの Windows 10で日本語キーボードが101英語キーボードと認識されてしまう問題 で解決。

    • 一晩経ったらスリープから復帰できない。
      Windowsマークには反応、電源長押でシャットダウンのスライドが表示される、ボリューム調整すると画面にボリュームが表示されるなど、生きているのにログイン画面が出ないという最悪の状態。これ、タブレットにかぎらず、昔からデスクトップでもノートパソコンでも発生していた問題。だが、デスクトップやノートならモニタを繋ぎ直すとか、他のモニタを繋ぐとかすると復旧することがあるが、タブレットでそれは難しいなー。
      酷いバグだ。
      → 原因特定中。


    これから動きがあれば、この記事に追記していく予定。




    正直に言って、Windowsタブレットを持ったことでワクワク感がものすごくある。

    一方で、指で操作するアプリケーションは出揃っているとはいえない感じ。特にRSSリーダーでオフライン閲覧ができるソフトがないのが痛い。自作するしかないの?怖すぎw

    今日(7/18)はここまで。


    Windows10 に Ubuntu16を足す

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    足すという表現は大間違い。言いたいことは「Windows10で動いているシステムにUbuntu16を追加でインストールして、デュアルブート環境を作る」ということ。

    現在の状態。
    DISK0 (基本)回復パーティション、(基本)SYSTEM RESERVED、(基本)Windows10
    DISK1 (基本)NTFSパーティション

    この度、DISK0が熱暴走を始めたため、少し容量の大きいディスクを買ってきてまるごとコピーして差し替えた。
    このことで、DISK0に空き容量ができたので、Ubuntu16を追加しようと考えた。

    狙うところは、
    • 拡張パーティションにUbuntu16をインストール
    • 起動はWindowsのブートマネージャーを利用する
    というもの。色々見てみると推奨されない構成のようだが、メインでWindows10を使っており、もしかしたら時々使うかもしれないUbuntu16なので、とりあえず動く程度でも良いか…と考えた。

    今回はHDDの熱暴走の結果、WindowsUpdate時、ブートローダーに何かおかしなものを書き込んだらしく、それが原因でWindows10が起動しなくなった。復旧には、タブレットで作成したWindowsPEが活躍し、ブートローダーを再設定することで問題解消した。
    今回行ったことは、これに対する直接的な対策にはなっていない。だが、Windowsで問題が発生した時、ひょっとしたらUbuntuが起動できたりして、そうしたら何か手が打てたかもしれない、という思いがあって実行したもの。





    ■やること
    1. 拡張パーティションを作成する
    2. Ubuntu16をダウンロードしてインストールする
    3. Grub4DOSをインストールする
    4. Grub4DOSのメニューを設定する

    ■できたこと
    Windowsのブートマネージャー → Grub4DOS → Ubuntu16のGrub → Ubuntu16の起動

    ■所感
    実際にUbuntu16を起動するまでには、
    Windowsのブートマネージャーが起動 → Grub4DOSを選択
    → リブート → Grub4DOSが起動 → UbuntuのGrubをチェーンロード → Ubuntuを起動
    という道順をたどる。

    Windows10はブートマネージャーを表示している背後で起動しているらしく、Windows10を選択するとすぐにログイン画面が現れる。通常Windows10を使用するので、この動作で全く問題はない(というか、この方が起動が早くていいと思う)。




    1. 拡張パーティションを作成する

    まず、拡張パーティションを作成。Ubuntu16とSWAPの2パーティションが必要だと思ったためで、
    DISK0 (基本)回復パーティション、(基本)SYSTEM RESERVED、(基本)Windows10、(拡張(Ubuntu16、SWAP))


    という構成を目指す。

    GUIツールの「ディスクの管理」では拡張パーティションが作れないため、DiskPartを利用して作成する。

    コマンドプロンプトを開き、
    C:\diskpart [Enter]
    を入力。別窓で DiskPart が開く。ここで、

    DISKPART>select disk 0
    DISKPART>create partition extended

    と入力。これで拡張パーティションが作成できる。




    2. Ubuntu16をダウンロードしてインストールする

    この状態で、Ubuntu16をインストールする。
    • Ubuntu16.10をダウンロードした
    • インストール時に以下に注意した。
      • 拡張パーティションにSWAP領域を作る(物理メモリの倍、32GBにしてみた)。
      • 拡張パーティションにUbuntu用のパーティションをext3で作り / を割り当てる。
      • ブートローダーをUbuntu用の / を割り当てたパーティションにインストールする。


    インストールが終わると、再起動を促される。
    当然だが、Windows10はUbuntuの存在など知る由もなく、Windowsが起動する。

    なお、Ubuntu用のパーティションを ext3 で作成したのは、Grub4DOSが ext4 に対応していない可能性があるから。既に対応しているかもしれないが、ちゃんと調べなかった…。




    3. Grub4DOS をインストールする

    https://sourceforge.net/projects/grub4dos/
    ここからたどって、grub4dos-0.4.4.zip をダウンロード。

    以下の手順はUbuntu wikiからの抜粋。

    • C ドライブの直下(C:\)に grldr と grldr.mbr をコピー。
    • コマンドプロンプトを管理者権限で開き
      bcdedit /create /d "grub4dos" /application BOOTSECTOR
      を実行。
    • 表示されるエントリをメモ。
    • 続いて、
      bcdedit /set {コピーしたエントリ} device partition=C:
      を実行。
    • 続いて、
      bcdedit /set {コピーしたエントリ} path \grldr.mbr
      を実行。
    • 更に、
      bcdedit /displayorder {コピーしたエントリ} /addlast
      を実行。


    これで、Grub4DOSを呼び出せる状態に。




    4. Grub4DOSのメニューを設定する

    menu.lstを作成するにあたり、色々なサイトにお世話になった。

    untitled document WINDOWSとLINUXのマルチブートあれこれ


    Linuxを入れよう GRUB 1 / GRUB4DOS


    Everyday Programmer ノートPCでWindows VistaとUbuntuのデュアルブート


    結論として、以下のファイルを作成。

    menu.lst
    title Ubuntu Chainloader
    root (hd0,4)
    chainloader +1



    注意したいのは、 root (hd0,4) の記述。

    DISK0 (基本)回復パーティション、(基本)SYSTEM RESERVED、(基本)Windows10、(拡張(Ubuntu16、SWAP))

    という構成の場合、Ubuntuをインストールする際に、(拡張)Ubuntu16が5番目のパーティションとして表示されていた。拡張パーティションの箱自体が数字を1つ増やしていて、その中身の番号が+1されていた。
    なので、 root (hd0,5) と書いていたのだが、これだと、(拡張)SWAPを指してしまっていた。結果として、

    Error5 partition table invalid or corrupt

    が表示される。SWAPを指してるんじゃ怒るよね…と、これに気付くのに随分と時間がかかってしまった…。




    以上で、快適なデュアルブート環境が構築できた。
    とはいえ、メインPCにおけるUbuntu16はいざという時のための環境であるから、新PCを購入し、このPCが自宅サーバーになる日まで動かないのかもしれない。




    サーバーの仮想化

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    最近、あちこちでハードディスクが壊れている。そりゃそうだ、サーバー機とは言え8年も使えたら御の字。ノートも3年間、電源をほとんど落とさなかったし。

    今回、自宅で稼働中のサーバーも古くなってきていることが気になっていたので、中古のPCを買ってきてバックアップしやすい環境を作ろうと考えた。

    やりたいことは
    1. 稼働中のPCの仮想化
    2. 64ビットへの移行
    だが、まずは稼働中のPCの仮想化を行うこととした。

    ということで、まずは
    1. PCの購入
    2. VMware ESXiのインストール
    3. PHYSICAL to VIRTUAL(P2V)
    4. 仮想化後の設定
    を行う。



    ■PCの購入
    安くていい。安くていいけど、将来64ビット化したいのだから、これに対応できそうなPCがいい。

    購入したのは、Aspire X3950 AX3950-N34D/T で、十分すぎる感じ。

    最終的にハードディスクの換装が必要になるかもしれないが、今は80GB+200GBで動かしているんだから、十分。メモリは大量に欲しいが、手持ちでどうにかなりそうだった。



    ■VMware ESXiのインストール
    ESXi6のisoをダウンロードしてセットアップを始めたら、ネットワークカードがねぇよ、ドライバを組み込んでくれよぉ、と怒られた。いやあるけど?と思ったら・・・
    X3980はRealtekのNICを積んでいるが、ESXiの6.0では対象外。ドライバを組み込んでカスタムディスクを作る必要があった。

    どうすりゃいいのか orz

    ESXi-Customizer-PSを利用するために必要なもの にすべてが書いてあり、何も苦労することなくカスタムディスクが作成できた。感謝!

    けれども、作業を始めた時点では知識が足りず少しだけ戸惑ったので、メモを残す。

    (1) VMware vSphere PowerCLI のダウンロード

    VMwareのサイトで検索すればダウンロードできる。

    (2) ESXi-Customizer-PS のダウンロード

    サードパーティ製のツールみたい
    http://www.v-front.de/
    でダウンロードする。

    C:\temp にダウンロードした ESXi-Customizer-PSを置く。

    (3) ドライバのダウンロード

    https://vibsdepot.v-front.de/wiki/index.php/Welcome
    に移動し、
    ESXi Community Packaging Tools
    からドライバを探す。

    NICのプロパティから、
    ドライバー ノードの厳密な名前 RTL8168
    を読み取ったので、
    net55-r8168-8.039.01-napi.x86_64.vib
    をダウンロードし、C:\tempに置いた。

    (4) PowerShell操作

    まず、実行ポリシーを緩める。最初は、ダウンロードしたプログラムを実行できないから。

    Windows PowerShellを管理者として起動。
    Windows PowerShell
    Copyright (C) 2016 Microsoft Corporation. All rights reserved.

    PS C:\windows\system32> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

    実行ポリシーの変更
    実行ポリシーは、信頼されていないスクリプトからの保護に役立ちます。実行ポリシーを変更すると、about_Execution_Policies
    のヘルプ トピック (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170)
    で説明されているセキュリティ上の危険にさらされる可能性があります。実行ポリシーを変更しますか?
    [Y] はい(Y) [A] すべて続行(A) [N] いいえ(N) [L] すべて無視(L) [S] 中断(S) [?] ヘルプ (既定値は "N"): Y
    PS C:\windows\system32>


    続いて環境設定のため以下を実行。
    PS C:\windows\system32> cd \temp
    PS C:\temp> $p = [Environment]::GetEnvironmentVariable("PSModulePath")
    PS C:\temp> $p += ";C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\vSphere PowerCLI\Modules\"
    PS C:\temp> [Environment]::SetEnvironmentVariable("PSModulePath",$p)


    カスタムディスクの作成。
    PS C:\temp> .\ESXi-Customizer-PS-v2.4.ps1 -v60 -vft -load sata-xahci,net55-r8168

    この信頼されていない発行元からのソフトウェアを実行しますか?
    ファイル C:\temp\ESXi-Customizer-PS-v2.4.ps1 の発行元は E=startcom@peetz-online.de, CN=Andreas Peetz, L=Frankfurt,
    S=Hessen, C=DE であり、このシステムで信頼されていません。信頼された発行元からのスクリプトのみを実行してください。
    [V] 常に実行しない(V) [D] 実行しない(D) [R] 一度だけ実行する(R) [A] 常に実行する(A) [?] ヘルプ (既定値は "D"): R

    Script to build a customized ESXi installation ISO or Offline bundle using the VMware PowerCLI ImageBuilder snapin
    (Call with -help for instructions)

    Logging to C:\Users\yosh\AppData\Local\Temp\ESXi-Customizer-PS.log ...

    Running with PowerShell version 5.1 and VMware vSphere PowerCLI 6.3 Release 1 build 3737840

    Connecting the VMware ESXi Online depot ... [OK]

    Connecting the V-Front Online depot ... [OK]

    Getting Imageprofiles, please wait ... [OK]

    Using Imageprofile ESXi-6.0.0-20161004001-standard ...
    (dated 10/14/2016 11:38:07, AcceptanceLevel: PartnerSupported,
    For more information, see http://kb.vmware.com/kb/2147330.)

    Load additional VIBs from Online depots ...
    Add VIB sata-xahci 1.38-1 [New AcceptanceLevel: CommunitySupported] [OK, added]
    Add VIB net55-r8168 8.039.01-napi [OK, added]

    Exporting the Imageprofile to 'C:\temp\ESXi-6.0.0-20161004001-standard-customized.iso'. Please be patient ...


    All done.

    PS C:\temp>


    これで、isoイメージができあがるので、これをCDなりDVDに焼き込む。

    このisoイメージを使ったら、問題なくインストールができた。




    ■PHYSICAL to VIRTUAL(P2V)
    ハードディスクを取り出して、仮想PC作ってHDDイメージ作って・・・と面倒だなーと思っていたが、とっても簡単にできる方法が。

    vCenter Converter をダウンロードしてインストール。
    バージョンは 6.1.1 だった。

    やり方は P2V!! VMware vCenter Converter Standalone を利用した物理サーバ (Linux) から VMware vSphere 環境への移行 に書いてある。

    ここで、移行先のPCは起動したままでOK、だからファイルをロックするサービスは危ない、と書かれていたので、以下を実行して移行時には必要のないサービスを停止しておいた。
    $sudo service apache2 stop
    $sudo service avahi-daemon stop
    $sudo service ipsec stop
    $sudo service nmbd stop
    $sudo service samba stop
    $sudo service smbd stop
    $sudo service xl2tpd stop
    $sudo service zarafa-dagent stop
    $sudo service zarafa-gateway stop
    $sudo service zarafa-ical stop
    $sudo service zarafa-licensed stop
    $sudo service zarafa-monitor stop
    $sudo service zarafa-search stop
    $sudo service zarafa-server stop
    $sudo service zarafa-spooler stop
    $sudo service ntp stop


    サービスを止めた後、手順に沿って操作する。

    唯一、「15. 最後に [Helper VM network configuration] をクリックして、[Network] タブのネットワーク設定を行います。この設定を行わないと P2V に失敗しますので、ご注意ください。」のところだけは違っていた。
    うちの場合にはDHCPサーバーが動いているので、何も設定しなくても大丈夫だった。

    これはコンバーターが1つIPアドレスを消費するよ、と言っているので、コンバーター用にIPアドレスを設定してあげればよい。

    今回はここできっちりハマって、進捗1%で停止するトラブルに遭遇。起動後のサーバーのIPを設定しておけばいいのかなぁなんて思っちゃった。結果、IP重複で停止。

    ちゃんと意味を調べてから実行しないとダメっすね^^; 致命的な問題には発展しない操作だからと油断していた。



    ■仮想化後の設定
    最初にやらなきゃならないのは、eth0 と NIC の割り付け。そう、V2Pした時にもあったことだが、NICはMACアドレスで割り付けられているので、新しいNICのMACアドレスを割り付けなければならないのだ。

    だけど、NetworkManagerが動いていない。そのため、過去記事を参考に設定をし直して、何度かサービスの再起動や、仮想マシンの再起動を繰り返していたら、いつの間にかNetworkManagerで管理ができるようになった。

    この画面でMACアドレスを指定する。

    たったこれだけで仮想化完了!凄い!

    で、HDDの容量を増やそうと思いたち、
    datastore1にknoppixのisoイメージを転送、マウントしようとしたら・・・できない。Web Clientであればできる?良く分からないので、CD/DVDドライブを削除して、IDEタイプのCD/DVDドライブを作り直したところ、knoppixのisoイメージをマウントできるようになった。


    CDで起動するためには、BIOS画面を開いて起動順序を変えなければならないが、F2キーが押せない、BIOSが開かない。んー・・・

    ここで設定ができた。

    HDDの容量を増やすのは簡単。ここで数字を増やすだけ。


    この後、knoppixを起動して、gpartedでパーティションを編集して増量完了。

    これだけで仮想化ができ、バックアップが取りやすい状況にできた。
    スナップショットといった機能でも色々できそうだけれど、今回はこれにて。





    このメモを書いているPCのHDDも壊れた気がして交換したりして・・・。

    Windows10の更新プログラムをあててから「起動時、いつまでたっても黒い背景で白い丸が円を描いてぐーるぐる」問題が発生しており、これもHDDが原因かー、と勘違いしたもの。(早く直して欲しいなー)

    最初に書いた通り、2システムのHDDがぶっ飛んでおり、もしも壊れていたら大変だからバックアップを取ったこと自体は良かったと考えておこう。



    Windows10 ディスク使用率100% Unistack

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    やたら遅いなーと思ったら、Cドライブのディスク使用率が100%。原因は何だろ?

    ■症状



    Unistackサービスグループがディスクを専有している。
    ※HDDは2つあるので、半分を100%使っていて、50%と表示されている。

    ■対策
    UnistoreDBというディレクトリを削除することで解決。

    Unistack Service constantly at 100% disk usage, starving out other apps

    削除対象は以下のディレクトリ。
    C:\Users\*ユーザー名*\AppData\Local\Comms\UnistoreDB

    使用中のファイルを含むディレクトリを削除するので、プロセスを止める必要がある。

    本来はサービスを止めて、削除して、サービスを起動して・・・とするのが正しいと思われるが、グループの停止をいっぺんにやってしまえということで、タスクマネージャーからサービスグループごとプロセスを落としてみた。

    そうすると、ディスク使用が下がる→サービスが起動する→ディスク使用が上がる。

    原因であることが確定、サービスグループを落とし、サービスが起動する前にディレクトリを削除。

    これで解決

    iTunesのライブラリを複数ユーザーで使う

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    ここで書いているのは、
    ・複数のApple IDを1つのPCで使う
    ・複数の端末を1つのPCで管理する
    ではない。

    Windowsの「複数ユーザーが同じiTunesのライブラリを使うこと」を書いている。

    プログラムを起動する度に、音楽ディレクトリをすべて読み込む作りになっていると、音楽が増えてきたら起動するまでに大変な時間がかかることになる。そのため、ライブラリと呼ばれるファイルを作って、音楽ファイルの情報をまとめて持つのが自然な考え方だと思う。

    今回は、このライブラリを家族みんなで使おうという話。




    今までiPhoneを使ってきたので、音楽はiTunesで管理してきた。
    次の音楽プレイヤーをどうするか…と迷っているうちに、娘からAndroidに音楽が入れたいんだけど?という問いかけがあった。

    とりあえず「iTunesでファイルの場所を探らせて、見つかったファイルをコピーさせればいいや」と思ったら、そうはいかなかった。

    ファイルを色々と整理し、タグもそれなりに整理して揃えたライブラリがある。それなのに、娘のユーザーでログインしたら、ライブラリを再構築していやがる。理由は全然わからないが、曲がバラバラに表示されている。これじゃ使い物にならない…

    ということで、調べてみた。




    iTunesは起動時にライブラリを読み込んでいて、ファイルを操作するとこのライブラリに書き込んでいる。デフォルトでは、ログインユーザーのミュージックディレクトリにライブラリが作られる模様。

    C:\Users\hogeuser\Music\iTunes\iTunes Library.itl

    我が家では D:\Music に音楽ファイルをためているので、ここにコピー。
    D:\Music\iTunes Library.itl

    これを有効にするため、まずは自分のユーザーで [Shift]キーを押しながらiTunesを起動する。


    これで、「ライブラリを選択」ボタンを押して、
    D:\Music\iTunes Library.itl
    を設定する。

    今まで通りアルバム情報が整理された状態に見える。


    次に、娘のユーザーでログインする。
    同様に [Shift]キーを押しながらiTunesを起動して、ライブラリを
    D:\Music\iTunes Library.itl
    に設定する。

    よし、整理された状態に見えた!

    この状態にして、娘にAndoroidへのファイルコピーを教えた。
    やり方はわかった模様。




    娘に操作を教えながら、ファイルコピーの考え方は、ある程度PCってものがわかっていれば簡単だが、よく分かっていない場合には「同期」の方がが簡単なのかもしれないと思った。
    …しか~し、わからないから簡単な方を教えるのではなく、わかるように教えることで応用がきく子になるはずだ。

    以前、中途半端にPCってものを理解している人に「同期」を伝えたら、これがどうにも理解できないらしい状況にぶち当たった。なんで直接コピーできないの?と。いや、仕様だし、直接じゃないだけでコピーしてるんだけどなー、なんて思いながら「同期」の考え方を伝えた。

    同期って、むしろ昔のバッチ処理に似てるんでない?手順を覚えるタイプの人には、覚えることが増えるだけでちっとも良いことはないのでは?なんてぼんやり考えながら。


    娘には時間を掛けて、その意味を教えて行くさ、きっと届くぜこのやろ~!

    ESXiのバックアップを取る話

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    システムをESXi6.0に移行してから暫く経つ。バックアップが取りやすくなったはずなのに、バックアップを取っていなかったなぁ。

    注意) 今回、バックアップを取るところまでしか行っていない。リストアできるところまで試してナンボですが。
    また、ハードディスクイメージの転送にものすごく時間がかかる、HDDのサイズによって。単にサイズということでなく、利用量によって時間が決まるやり方があるはず。これは今後の課題。


    バックアップは運用中のhogeserverについて。ESXi全体のバックアップは考えていない。
    hogeserverは動かしたまま、ESXiにSSHで接続し、scpコマンドでファイルを取り出そうと思った。やることは…

    1. sshサービスを有効にする。
    2. ストレージの場所をメモる。
    3. 運用中のhogeserverについて、スナップショットを取る。
    4. sshで接続し、ストレージの場所に移動。TeraTerm利用。
    5. vmxファイルを見て、バックアップを取るべきファイルをメモる。
    6. バックアップを取るべきファイルをscp転送で取り出す。
    7. hogeserverのスナップショットを削除する。
    8. sshサービスを無効にする。

    となる。



    1. sshサービスを有効にする。

    https://esxi.hogeserver.hogeddns.jp/ui
    にアクセスしてログインする。
    過去にbind9で内向きDNSを設定しており、「hogeserver.hogeddns.jp」は内向きになっていて、かつesxiで名前解決ができる前提で記載しているが、
    https://192.168.nn.nn/ui
    のようなIPアドレス直打ちでも全く問題はなく、アクセスできれば良い。

    アクセスできたら、ホストのアクションからSSHサービスを有効にする。



    2. ストレージの場所をメモる。

    運用中のhogeserverが入っているストレージを選択肢、場所をメモる。




    3. 運用中のhogeserverについて、スナップショットを取る。

    スナップショットを取る。


    これ、今はスナップショットがなくて、1つだけスナップショットが作られる前提で書いている。
    Google先生に聞いて諸先輩方のお話を調べてみると、マシンを落としてしまえばディスクイメージのファイルからロックが外れる、と。スナップショットがどのように取られているのか、ということについては真面目に調べていなくて何とも言えないが、変更点だけが書かれていくのかなと想像しており、スナップショットは1つだけ、という状態じゃないと運用中のシステムのバックアップにならないのではないかと思うのでした。


    若干あやふやだけれども、進む。



    4. sshで接続し、ストレージの場所に移動。TeraTerm利用。

    接続にあたって、root/passwordで、チャレンジレスポンス認証を利用した。
    念のためバージョン情報等を貼っときます。




    5. vmxファイルを見て、バックアップを取るべきファイルをメモる。

    メモったストレージの場所に移動すると、あったあった、hogeserverのディレクトリ。
    ここに入って拡張子vmxのファイルの中身を見てみる。

    hogeserver.vmx
    └hogeserver.vmdk
     └hogeserver-flat.vmdk.vmdk

    となっているようなので、この3つのファイルをバックアップ対象とみなす。
    これでマシン構成と、ハードディスクのバックアップが取れるはず。



    6. バックアップを取るべきファイルをscp転送で取り出す。

    先にバックアップフォルダを作成しておいてみた。
    D:\VMware\Backup\hogeserver20170305


    Teratermで SSH SCR... を選択し、バックアップしたいファイルと取得先をフルパスで記載。


    これでバックアップが取れる。ファイルが取り出せていることを確認する。

    ディスクは200GBの設定にしており、これは圧縮もされずに取り出されるから、転送には4時間ほどかかった。



    7. hogeserverのスナップショットを削除する。

    スナップショットを削除する。スナップショット削除とはすなわち、ディスクイメージを現在の状態に統合して、スナップショットのファイルをなくすことを指している。OKっす。



    8. sshサービスを無効にする。

    これは忘れないようにしたい。いたずらされたら困るから。




    以上でバックアップが取れた~。

    OSを64bit化→Zarafaインストール…そしてZarafaアップグレード

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    今回は、Zarafa7.2.0→7.2.5へのアップグレード。大したことはやってない感じ。

    だが、Ubuntu14→16のアップグレードを行うためには、Kopanoへの移行が必要なようで、これを実現するためには何がどこにどんな影響をあたえるのか、ということを知っておく必要がありそう。今後のためにメモとして残す。

    運用しているユーザーが家族だけなので、多少の問題はいいやー、と過去には適当なアップグレードを行ったが、本家にちゃんと情報があるのだから、これをよく読んでやることはやっとくべきだと思う。




    仮想化したことで、カットアンドトライがしやすくなったことから、設定メモを記事に残すことの重要性が段々と減ってきている…という言い訳で、実はOSを64bit化したり、それに伴うZarafaのバージョンアップを行ったことを書き残していなかった。

    Ubuntu14を64bit化するにあたっては、OSを最初からインストールした。技術をよく知る方はアップグレードさせる形で64bit化させることができるようだけれども、私には無理だった…。
    まっさらなOSをインストールして、そこに/etcやWordPressの各種ファイルの必要分をコピってみたりして、どうにか動くように設定をした。時間はというと、思っていたよりも短時間でできたという印象で、設定が残っているのは大きかった。

    Zarafaについては、MySQLのデータをそのままバックアップ→リストアしてZarafa 7.2 Multi-Tenant mit Postfix, SpamAssassin und SASLの掲載記事をベースにインストール。

    当初あったインストーラーがなくなっていたので、色々と迷ったが、結局 dpkg -i *.deb 的なインストールと、記事に沿った設定でどうにかなった。

    わからないところは過去記事(1/2)を参考にした。

    結論として、メモのHTMLタグがおかしなことになってしまったが、それ以外は問題なくアップグレードできたので、まぁ、よしとした。

    ■現状
    OS:
    Ubuntu14.04LTS 64bit版

    Zarafa:
    7,2,0,48204

    なお、OSをUbuntu14→16にアップグレードしたくなって試してみたところ、Zarafaが上手く動かない状況になってしまい、スナップショットで元の状態に戻すことになってしまった。




    Ubuntu16にしたいので調べてみたら、ZarafaはKopanoに変わりました、とあり、Ubuntu16で使うには、Zarafa→Kopanoへの移行が必要になることがわかった。

    従来のZarafa Community Editionは以下からダウンロードができるが、Ubuntu16はサポートしていない模様。上手く動かないわけだ…。
    https://download.zarafa.com/community/

    Kopanoは「この記事」で書かれているように以下でダウンロードができるが、過去バージョンやFinalバージョンにはアクセスできず、常にBetaを使い続けることになる模様。その代わり、Ubuntu16をサポートしている…という。
    https://download.kopano.io/community/




    まずは、Zarafaを7.2.5のFinalにアップグレードすることにした。今までちゃんとやったことがない。

    各種サービスの停止。これで、メールが来たとしても再送されるだろうし、他の操作もできなくなるからデータを破壊することはなくなるだろう。
    $ sudo service postfix stop
    $ sudo service zarafa-spooler stop
    $ sudo service zarafa-server stop
    $ sudo service zarafa-licensed stop
    $ sudo service zarafa-dagent stop
    $ sudo service zarafa-gateway stop
    $ sudo service zarafa-ical stop
    $ sudo service zarafa-indexer stop
    $ sudo service zarafa-search stop
    $ sudo service zarafa-monitor stop


    パッケージのダウンロードと展開。
    $ wget https://download.zarafa.com/community/final/7.2/7.2.5.109/zcp-7.2.5.109-ubuntu-14.04-x86_64-opensource.tar.gz
    $ tar xzvf zcp-7.2.5.109-ubuntu-14.04-x86_64-opensource.tar.gz


    ここで、ESXiでサーバーのスナップショットを取った。

    パッケージのインストール。
    $ sudo dpkg -i *.deb

    でインストールしてみて、依存関係で怒られ、怒られたのをたどって幾つかを削除し、
    $ sudo dpkg -i *.deb

    でインストールしてみて・・・を繰り返す。

    なんとなく書き留めていた操作。この順序で消して、ライブラリを一つ入れたらインストールできるのじゃないかと。
    $ sudo dpkg -r zarafa-monitor
    $ sudo dpkg -r zarafa-spooler
    $ sudo dpkg -r zarafa-utils
    $ sudo dpkg -r zarafa
    $ sudo dpkg -r zarafa-dev
    $ sudo dpkg -r zarafa-gateway
    $ sudo dpkg -r zarafa-libarchiver
    # sudo dpkg -r zarafa-client
    $ sudo dpkg -r zarafa-libmapi

    $ sudo apt-get install libtcmalloc-minimal4


    今まで使ってきた環境では、以下のファイルを修正していたが、変更があるため新しいファイルが cfg.dpkg-dist みたいなファイルで入っていた。新しいファイルを有効にしつつ、以下を修正。
    $ sudo vi /etc/init.d/zarafa-server

    case "$1" in
    start)
    if [ "$SERVER_ENABLED" = "no" ]; then
    log_warning_msg "Zarafa Server daemon not enabled in /etc/default/zarafa ... not starting"
    exit 0
    fi
    #サーバーが起動しないことが多いので待たせることに
    sleep 5

    log_begin_msg "Starting $DESC: $NAME"
    install -dm0775 -o zarafa -g zarafa /var/run/zarafad
    export LC_ALL=$ZARAFA_LOCALE
    export LANG=$ZARAFA_LOCALE
    start-stop-daemon --start $QUIETDAEMON --pidfile $PIDFILE --exec $SERVER -- $SERVER_OPTS
    log_end_msg $?
    unset LC_ALL LANG
    ;;
    stop)


    $ sudo vi /etc/zarafa/server.cfg

    ##############################################################
    # SERVER SETTINGS

    # IP Address to bind to (empty for ANY)
    # Set to ::1 or 127.0.0.1 if connections should only come from localhost
    # and through the webserver proxy
    server_bind = 0.0.0.0



    # local admin users who can connect to any store (use this for the zarafa-dagent)
    # field is SPACE separated
    # eg: local_admin_users = root vmail
    #local_admin_users = root zarafa
    local_admin_users = root vmail zarafa



    # The user under which we connect with MySQL
    mysql_user = postmaster

    # The password for the user (leave empty for no password)
    mysql_password = *パスワード*




    再起動
    $ sudo reboot


    ここまででZarafaのバージョンアップはできた…が、WebAppからのアクセスができない。
    バージョンアップせねば。
    https://download.zarafa.com/community/final/WebApp/2.2.1/ubuntu-14.04/
    ここから全てをダウンロードしてきて…
    $ sudo apt-get install php5-enchant
    $ sudo dpkg -i *.deb


    ここでも、日本語表示の設定が必要なんだけれども、例によって設定ファイルが config.php.cfg.dpkg-dist で入っているので、これをベースとして以下を修正。
    $ sudo vi /etc/zarafa/webapp/config.php

            // List of languages that should be enabled in the logon
    // screen's language drop down. Languages should be specified
    // using _[.UTF-8], and separated with
    // semicolon. A list of available languages can be found in
    // the manual or by looking at the list of directories in
    // /usr/share/zarafa-webapp/server/language .
    define("ENABLED_LANGUAGES", "de_DE;en_EN;en_US;fr_FR;he_IL;it_IT;nl_NL;ru_RU;zh_CN;nb_NO;ja_JP");

    // Defines the default time zone, change e.g. to "Europe/London" when needed


    Apache再起動
    $ sudo service apache2 restart



    コマンドの位置が変わってる… /usr/bin → /usr/sbin
    これにより、Postfixの設定変更も必要になった。
    $ sudo vi /etc/postfix/main.cf




    #
    # for Zarafa Settings.
    #
    virtual_alias_maps = mysql:/etc/postfix/mysql-aliases.cf
    mailbox_transport = zarafa: zarafa_destination_recipient_limit = 1
    mailbox_command = /usr/sbin/zarafa-dagent "$USER"
    debugger_command =
    PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin:/usr/bin/X11
    ddd $daemon_directory/$process_name $process_id & sleep 5




    $ sudo vi /etc/postfix/master.cf




    #
    # for Zarafa Settings
    #
    zarafa unix - n n - 10 pipe
    flags=DRhu user=vmail argv=/usr/sbin/zarafa-dagent -R ${recipient}


    Postfix再起動
    $ sudo service apache2 restart






    おぉ!画面が変わった!なんかカッコいい!

    あと、このバージョンアップに伴って、Zarafa WebAccessが廃止になった?ようなので、使っていないこともあり、削除することに。
    $ sudo apt-get remove zarafa-webaccess



    変更を everyone に配信して、ESXiでスナップショットを削除(統合)し、運用再開!


    次は Kopano へのバージョンアップかー。ちょっとハードルが高そう・・・。

    メインマシンの設定(IDE→AHCI)を変えてみた

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    結論からすると、購入してから今まで、もう7年以上?パフォーマンスを犠牲にしていたことになる。体感でハッキリわかる物凄い変化だった。

    「Windows10 black screen white dots circle」的な問題が度々発生しており、今朝もこれが悪化して、最終的に以下の画面が出て起動しなくなった。



    セーフモードでブートしてとりあえず問題を回避。

    依然としてUbuntuは何の問題もなく起動ができるけれども、Ubuntuを常用するところまで踏ん切りは付けられなくて、もうPCだめか買い替えか…なんて思っていた時、Driver BoosterがIDEドライバが古くなっていると通知してくれた。

    そういえば、SATAは何だっけ…AHなんちゃらって規格じゃなかったっけ?ウチのは使えないんだっけ?と再起動してBIOSを見てみたところ、AHCIなる選択肢を発見!

    早速変更して起動したところ、やはり上記の画面。仕方がないのでセーフモードで起動し、デバイスマネージャーで IDE ATA/ATAPI コントローラーを見てみた。すると…

    Intel(R) PCH SATA AHCI Controller

    と表示されてる。これは!上手く行ったんじゃ?

    再起動…

    おっ!画面にアイコンが出てくる速度が違う、早い、物凄く早い。
    Excelは?Wordは?うはっ、これ早い!

    ということで、IDE→AHCIモードに変更ができた。

    その後は再起動しても white dots circle が起きていない。これは、しばらく使ってみないと本当に直っているとはいえないけれども、少なくとも頻度は下がったと思われる。


    ちゃんとしたやり方は、以下のサイト等を参考にすると良さそう。

    SSDのベンチマーク結果がよくない・速度が遅い人にチェックして欲しい設定まとめ


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